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FXには2通りの取引方法があり、どちらを選択するかによって
税の取り扱いが変わるというちょっと複雑なしくみになっています。
現在多くを占めるのが、取引所を通さずにFX会社と投資家との間で直接やりとりする「店頭取引」です。この取引の場合、為替差益や受け取ったスワップポイントなどの利益は「雑所得」として、給与などと合わせて「総合課税」の対象となります。
サラリーマンなら、原則として利益が20万円以下であれば確定申告の必要はありません。複数の口座でFXを行っているなら、それぞれの損益を相殺することも可能です。利益が20万円を超えると確定申告を行って税金を支払うことになりますが、このとき所得が高くなるほど税率も高くなるのがポイント。同じようにFXを行っていても、所得の高い人ほど高い税金を支払うことになり、また利益が大きくなるほど高い税金を支払うことになります。
もう1つの取引方法は、東京金融先物取引所が運営する「くりっく365」を通じた「取引所取引」です。取引の手順などは「店頭取引」と基本的に同じですが、取引所が定めたFX会社に口座を開く必要があります。「取引所取引」の場合、税金は一律20%と決められているので、ほかの所得に影響されることはありません。また、株式先物取引などの損益と相殺することができる、損失の繰越ができるなど税制上のメリットもあります。
ただし、「取引所取引」には取引できる通貨の数が限られているなど自由度に欠ける面もあり、今後のサービス拡充に期待したいところです。どちらの取引方法が有利かは、使いやすいツールや必要な情報が提供されているどうかなど多面的に判断することが大切です。いずれにしても、ついうっかり払い忘れるなんてことのないように気をつけましょう。

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ミセス・ワタナベ(Mrs.Watanabe )とは、個人の小口外国為替証拠金取引(FX)投資家を意味する俗称。語源は日本人の主婦や女性サラリーマン投資家。欧米の報道機関により名付けられた。
2007年頃から、東京のインターバンク市場にて、為替相場の方向性が、昼をはさんで午後になると、相場を反転させる大きな要因はないにもかかわらず反対方向(主にドル買い)へ振れる現象がしばしば見られた。こうした状況が頻繁に起こったため、原因を探っていくと、主に日本の主婦やサラリーマンなどの個人のFX投資家が、昼休みを利用して一斉に円売り・ドル買いの注文を出していたことが判明。相場を左右させるほどの日本の個人投資家の資金力を世界に見せつけ、海外にて「ミセスワタナベ」という呼び名が生まれた。「ワタナベ」は海外でよく知られた日本人を代表する姓である。現在では、マーケットを動かす大きな力として認識され、大口のプロディーラーでさえ、その動向があなどれない存在になっている。
2010年には、円が高騰、8月には1ドル83円半ばを付けたが、その後、円は対ドルで伸び悩んだ。その原因の一として「ミセス・ワタナベ」が値下がりで値ごろ感の出たドルを一斉に買う動きに出たためと分析された。市場では外為証拠金取引(FX取引)の普及により、市場における個人投資家の存在感は確実に増してきており、「ミセス・ワタナベ」に代表さする個人投資家のドル買いは軽んじらないと見ている。日本のFX証拠金の総額は8000億円~1兆円ともいわれ、外貨の買い残高は15兆円~20兆円と推測されている。計算上では仮に1兆円の証拠金で25倍のレバレッジを駆使した取引を想定した場合、25兆円の市場効果を発揮できる。このため各国の中央銀行でさえ、ミセスワタナベの影響力を無視できない存在と捉えている。国際決済銀行が2010年9月1日に公表した「世界の外為取引に関する調査」(2007年─2010年)によれば前回調査時に比し、日本の取引が大幅に増加し、スイス、シンガポールを抜き世界3位に浮上したという








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